まとめ ⑥<聖霊とは私である>
<聖霊とは私である>
そして聖霊とは、
「分離は起きていない、私は無辜である」
という正しい自己認識の、私である。
分離を信じ、自分と体を同一化させた私は、この体を存続させるために、罪を冒し続けなければならない。これを何とかするには、自分は体ではない、という、新しい自己概念が必要になる。
聖霊は、その自己概念である。
私の中には、そして誰の中にも、その自己概念の記憶が存在している。
それは世界を見て美しいと思い、兄弟を愛おしいと思う私だ。
そして私は、聖霊的自己概念を選ぶことによって、体ではない自分として振る舞うことができる。この一瞬に分離を選択せずに、愛を選択することができる。そしてその選択の積み重ねが、私の自己概念を少しずつ聖霊的自己概念に寄り添わせていく。